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TBS「サワコの朝」に渡辺貞夫が出演 若いころやアルバムについての貴重なエピソードやライブ演奏を披露 [テレビ]

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今朝、TBSで阿川佐和子さんの音楽対談番組「サワコの朝」を見ていると、
アルトサックス奏者の渡辺貞夫さんがゲストで出てました。

渡辺貞夫さんは80歳の今でも、現役のプレイヤーとして活躍しておられます。

「世界のナベサダ」と呼ばれるくらい有名な渡辺貞夫さんは、ビル・クリントン元アメリカ大統領にサックスをプレゼントし、
ネルソン・マンデラ元南アフリカ大統領には自宅に招かれた事もある、日本だけでなく海外でも有名な方です。


番組の最初のほうで
「どうしてそんなにニコニコしているのか」
と阿川佐和子さんに聞かれて
「好きな仕事をして生きているから」
と、やっぱりニコニコしながらおっしゃってました。
素敵な年の重ね方ですね。


お父さんが琵琶師という環境で育った渡辺貞夫さんが、
ジャズの世界に飛び込むきっかけになったのは、
ある映画がきっかけだったそうです。

その映画のタイトルは「ブルースの誕生」。

これに出てくるクラリネットを吹く少年に憧れて、
当時宇都宮の楽器店に陳列されていた
3,000円のクラリネットを買ってもらったそうです。

それから三カ月くらいで宇都宮市内のダンスホールで
演奏するようになったそうです。すごいですね。

でも、最初は吹けもしないのに人数合わせで
メンバー入りしていただけなので、
「吹くと踊れなくなるからやめてくれ」
と言われていたとか。渡辺貞夫さんにも
そんな時代があったんですね。貴重なエピソードです。

その後渡辺貞夫さんは、高校を卒業するときに
「二年間だけやらせてくれ」
と親に頼みこんで、故郷の宇都宮から東京に出ます。

戦後、米軍が進駐してくると、進駐軍の娯楽施設で
演奏していたそうです。

東京駅の前にミュージシャンが集められ、
トラックで運ばれて演奏しにいったのだとか。

あと、酔っ払った兵隊どうしが喧嘩を始めると、
テンポのいい曲であおったりしたとか(笑。

そんな渡辺貞夫さんを一段と成長させたのが、
28歳のときのバークリー音楽院への留学です。

そこでジャズの理論をきちんと学び、
目からウロコが落ちる思いをしたそうです。

また、音楽で悩んでいた時期に、アフリカで
心底楽しそうに演奏するミュージシャンを見て、
肩の力が抜けて楽になり、何か吹っ切れたということです。

どんなにすごい人でも、悩んだ時期とか
スランプとかがあったという話を聞くと、
なんだか「自分にもやれそう」という
気持ちになれますよね。安心するというか。

で、それから発表した「カリフォルニア・シャワー」
というアルバムは、フォークソングや歌謡曲が
全盛期だった時にジャズのレコードとしては
異例の大ヒットとなりました。



他にも、世界のジャズプレイヤーとの交流や、
日本でジャズの理論を広める活動をしたこと
などなど、まさに日本のジャズの歴史を見るようでした。


その渡辺貞夫さんが、今も記憶の中できらめく曲として
えらんだのが、チャーリー・マリアーノの「アダージョ(Adagio)」




チャーリー・マリアーノは渡辺貞夫さんに
一番影響を与えたミュージシャンで、
今も彼が目標なのだそうです。




これだけの大物になっても、「自分はまだまだ」
とおっしゃる謙虚な姿勢が素敵ですね。
尊敬すべき老人だと思いました。

どうせ年を重ねていくのなら、
こういう老い方をしたいと思いました。



そんな渡辺貞夫さんが心に響く曲としてあげたのが
ボサノヴァの名曲「イパネマの娘」を作曲した
アントニオ・カルロス・ジョビンの
「ポル・トダ・ミーニャ・ヴィーダ(Por Toda A Minha Vida)」
ライブ演奏、感動しました。





こういう曲を流しながら食事をすると、
なんだかそれだけで、我が家の食卓が
高級感出てきちゃったりしますよ。

お試しあれ


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