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横浜市立大学の矢吹晋名誉教授が「尖閣諸島は中国のもの」と発言 こんなレベルでも教授とは [気になるニュース]

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横浜市立大学の名誉教授、矢吹晋が、
「日米同盟はもう有名無実(だから無くせ)」
「尖閣諸島は中国のもの」などと
わけのわからないことを言っています。

何を根拠にそんなことを言っているのでしょうか。



彼がトンデモ発言をしたのが、今月12日の
「中日関係史学会」でのこと。

「日中」でなくて「中日」というタイトルに、すでにして主催者のポジションが出ていますね。

この会で矢吹晋教授は、「日米両国は現在共に日米同盟の重要性を強調しているが、日米同盟はすでに有名無実だ」と述べたそうです。

問題なのはこの発言の根拠が何もない上に、現在のどのような状況を指して「有名無実」と表現しているのかさっぱりわからない、ということですね。

まあ、分かっているのは
中国が太平洋や東南アジアに侵略していくのに、日米同盟が致命的にジャマなんだろうなということですね。

とりあえず日米同盟を維持しておけば、中国は手を出してこなさそうですね。



尖閣諸島については(中国では釣魚島と呼んでます)、
「釣魚島問題における日本の立場はいくつもの面で成立しない。 最も根本的な点は、日本はポツダム宣言(同宣言は中国から 『窃取した』全ての領土を中国に返還するよう日本に要求している)を 無条件で受諾したということだ」
といっています。

確かにポツダム宣言では13ある項目の8番目に

カイロ宣言の条項は履行されるべき。又日本国の主権は本州、北海道、九州及び四国ならびに吾等の決定する諸小島に限られなければならない。

という項目がありますが、吾等の決定する諸小島」について、どこからどこまでなのか細かい記述がありません。
これだけでは尖閣諸島が中国のものとはいえませんよね。


カイロ宣言の条項は履行されるべき。」とありますので、カイロ宣言を調べてみたら、カイロ会談の議事録にこんな記録があるそうです。ウィキペディアに掲載されています。

米国公文書館にあるカイロ議事録の323~324頁に、ルーズベルトは、蒋介石に対して「琉球諸島全部を中華民国に渡したい」と申し入れるが、蒋介石は拒否したので、沖縄県の帰属は日本へ残すことになったとある。

つまり、当時の中華民国は、「沖縄県全部は日本のものでいい」と認めちゃってるんです。そして尖閣諸島は沖縄県に含まれている島です。

中国系の新聞の記事には
矢吹氏は多数の歴史資料を考証した結果として、釣魚島の主権は中国に属するとの認識も示した。

といっていますが、矢吹晋教授が調べた歴史資料の中には
・ポツダム宣言

・カイロ会談議事録

・戦後の中華人民共和国が公式に作った地図で尖閣諸島が日本になっているもの

・戦後の中華人民共和国政府が、遭難した漁民を救助した日本の海上保安庁に対して「日本領土の尖閣諸島付近で救助してくれてありがとう」と書いた感謝状の存在

・そもそも日本が領有したのは19世紀で、それも戦争によって奪ったわけで無いので、「『窃取した』全ての領土を返せ」というポツダム宣言の適用外

・1968年に尖閣諸島周辺でイラクと同じくらいの石油埋蔵量が確認されてから中国や台湾が領土だと主張し始めたという経緯を記したもの

・太平洋戦争の戦後処理を確定させたサンフランシスコ平和条約

が一切ないようですね。


割と、というか根本史料として外せないものばかりのような気がするのですが、
名誉教授ともなると、目の付け所が違うんでしょうかね。さすがです。

これら以外でどんな「歴史資料」にあたったのか、逆に興味があります。矢吹晋教授にはぜひそれを公開してもらいたいものです。

できるならば、ですけどね。

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