SSブログ

「『職場うつ病』は、過労ではなく上司や職場環境が原因だった」との研究が発表される。 [気になるニュース]

スポンサーリンク




「職場うつ病」の原因が、過労や多すぎる仕事の量が
原因ではなく、嫌な上司や、不平等な職場環境が
原因で起こっているという研究が発表されました。


どういうことかというとですね、


今まで、職場うつ病というと、仕事のプレッシャーや
多すぎる仕事量、そしてそれによる過労といったものに
関係していると考えられてきました。

しかし今回、ノルウェーにあるオルフス大学の
臨床医学学科の研究チームがこれまでとちがう
新しい研究結果を発表したのです。

それによると、職場うつ病の原因は
「嫌な上司」
「平等でない職場環境」
にあることがわかったそうです。

そりゃあそうだろうなあと思います。
うつ病というほど深刻ではなかったですが
私にも多少それに近い経験はありますので。



ちょっと研究内容をくわしく見てみましょう。

このノルウェーの研究チームはまず、
病院や学校など、さまざまな機関で働く
公務員約4500人を対象にアンケートを行いました。

その回答者の中から、「この人うつ病じゃない?」と
判定された人に個人面談を行いました。

その個人面談から判明したことは、
ほとんどの人が
「職場で上司から不平等な扱いを受けている」
感じていたのです。


この研究チームのリーダーは、
「職場うつ病にかかった人は、不平等な仕事の
割り当てのために、不当に多くの仕事を
やらされていることが職場うつ病の原因なのに、
『仕事量が多いせいで精神的につらいんだ』と
思い込んでいる。

本当に問題なのは『仕事が多い』せいではなく、
『不平等に自分だけ』多いことなのだ。

そして、うつ病になったせいで割り当てられた
仕事ができなくなっているのに、
病気にかかったのは仕事量が多いせいだ、
と逆に考えてしまっている」そうです。


ということで、
「働く人が、自分の職場をどう思っているのか」を知って、
職場の環境を良くすることの方が、
仕事の時間を減らしたりするよりも
うつ病を減らすことがわかったのです。

だから、働く環境をちゃんと整えるために、
外部から見てもわかりやすい、公平な組織づくりと、
働く人をきちんと平等に扱うような経営
しなければいけない、ということですね。

つまり
一部の社員だけひいきしたり、
逆にいじめるような上司は、
「うつ病患者製造マシーン」
みたいなものだ、ということです。

あと、感情的になって怒鳴ったりして、
職場の空気を悪くする上司もサイテーですね。

そういう上司は追放したらよいのです。
といっても相手が上司だと、難しいですね。



ただでさえ「ブラック企業」なんてのが
のさばっている日本の労働環境で、
どこまで職場を改善できるか、
というと疑問です。

でもこの記事がきっかけで、
少しでもうつ病が改善できる人が
出てくることを願います。


あと、自衛策としては、やはり、
「問題を自分で認めること」ですね。

「自分は不平等な扱いが原因で
いま『うつ』な状態にある。
上司がよく文句を言うように、自分が
仕事をする能力が低いせいでも、
頭が悪いせいでもない。上司が
間違っているのだ」
と思うだけで、少しは気持ちが
楽になりますよ。

あとは思い切って、上司より
立場が上の人間に直接問題を
訴えるのもありです。後で上司から
いじめられないように、ICレコーダー
などで普段の上司の問題行為を
記録していると効果バツグンですよ。

証拠があれば、上司も言い逃れ
できませんからね。

そして、ここまでやっても
改善してくれない職場なら、
思い切って転職するのを
おすすめします。そんなことすら
改善してくれない職場で、
あなたの人生と人格を
すり減らしながら生きることは
ないんです。

そんなことをするくらいなら
バイトの掛け持ちでも
やったほうがよほどマシですよ。

みなさん、やらなくていいところまで
頑張りすぎだと思います。

そしてそして、思い切って
早めに心療内科に行きましょう。

行くのを恥ずかしがったり、
「自分はそこまで悪い状態じゃない」と
問題を認めないような態度では
余計に悪化させますよ。

sb_bn468x60.jpg 【無料で試してもらえませんか?】バストトップの黒ずみ対策に!








スポンサーリンク


早野のブログでは書けない話をメルマガで無料公開中
名前
メールアドレス

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。