中国・山西省の共産党委員会前で爆発事件発生！　テロか？

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中国・山西省の共産党委員会前で爆発事件発生！　テロか？　[気になるニュース] [編集]

中国の山西省で連続爆発事件が起こりました。

テロ事件の可能性があります。

中国の山西省公安庁が中国版ツイッター・微博に
持っている公式アカウントが発表したところによると
６日の現地時間午前７時４０分（日本時間で８時４０分）に
山西省太原市の共産党委員会の建物前で
複数回の爆発が発生し、少なくとも一人が負傷しています。
多数の車両にも被害が出ているそうです。

香港メディアからは、目撃者の証言として
近くを運転していた車のドライバーが死亡した
といった情報も出ていますが、
死者についてはまだ確認が取れていません。

中国国営の新華社通信も英語版の記事で
「複数回の爆発が発生し、負傷者数は不明」と速報を出しています。

今のところ、公安当局が現場に駆けつけ
「全力で捜査にあたっている」とのこと。

インターネット上には、ガラスが吹き飛ばされた自動車や
路上で倒れている男性など、事件現場の写真がアップされたり、
「爆発音が７回聞こえた」という書き込みもあるようです。

この間の天安門前の自爆テロ？事件と
直接の関連は無いと思いますが、
これがテロだとすると、中国政府が
最も恐れる事態が起こりつつあるという
ことかもしれません。

というのも、中国というのは、
「中国共産党」という政党の独裁体制です。
仕組み的に言えば、かつてのナチス・ドイツや
ソビエト連邦と同じ独裁国家なのです。

そのために権力を握った側とそうでない人たちの
貧富の差や持っている権力の差が大きく、
それが民衆の不満となっています。

中国の歴史を振り返ると、一般民衆が公然と
政府に対して反旗をひるがえすと王朝が崩壊し、
大きな戦乱の時代を迎えます。

この後の中国でそういったことが起こる前兆なのか、
それとも共産党の言論統制によって、大事になる前に
抑えこむことができるのか。

今後のニュースが気になるところです。

先日中国の治安維持を担当する公安相大臣が
「（天安門前の）事件の教訓を総括し、
遺漏なくテロ活動を未然に防げ」と
号令したばかりのこの時期を狙ったテロです。

これで中国政府のメンツは丸つぶれです。
支配体制に対する疑問が沸き起こり、
民衆の不満を押さえつけることが
難しくなってくるでしょう。