吹奏楽コンクールの聖地「普門館」が無くなる！　耐震強度不足で改修断念　代わりは名古屋か

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吹奏楽コンクールの聖地「普門館」が無くなる！　耐震強度不足で改修断念　代わりは名古屋か　[気になるニュース] [編集]

吹奏楽をやった経験のある方なら一度は聞いたことのあるホール、

「普門館」

が無くなってしまうようです。

何があったのかというと、普門館を所有している宗教法人「立正佼成会」が、
耐震改修や建て直しを断念したためです。

現状では震度６程度の地震であちこちが崩落する危険があるとのこと。
東日本大震災で、九段会館が崩落して死傷者が３０名以上出ましたが、
それと同じことが大規模に起きてしまう、ということです。

普門館は１９７０年に完成しました。
舞台の幅は約３４ｍ、客席５０８２という国内最大級の音楽ホールで、
７２年から吹奏楽の全日本コンクールの舞台としてその名が知られていました。

野球部員にとっての「甲子園」的な存在だったのです。

で、吹奏楽の全国大会は来年まで名古屋市にある
名古屋国際会議場で開くことが決まっています。

吹奏楽連盟は、
「都内で普門館と同じ規模のホールの確保は難しい。
再来年以降も当面は名古屋で開く予定だが、
将来的にはどうするか未定である。」
と発表しています。

私も吹奏楽をやっていたので、普門館が無くなる、
というとなんだか寂しい気持ちになりますね。

私の母校は吹奏楽がさかんなところでした。
私が中学校のころはせいぜい県大会を突破して
九州大会に行ける程度だったのですが、
今では全国大会で金賞をとるような学校に
成長してくれています。

「普門館に行こう！」を合言葉に頑張っていた
みんなの姿を思い出してなんだかしみじみとした
気分になったニュースでした。

どこになるのかわかりませんが、
全国大会の新しいシンボルになるように
きちんと場所を決めて欲しいですね。