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東海原発の廃炉が先送りに 廃棄物の処理ができないため [気になるニュース]

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廃炉が決定していた、茨城県にある東海原発の
廃炉処理が先送りになりました。


国内に設置された商業用の原子力発電所としては
初めて廃炉が決定した日本原子力発電東海原発が、
来年度から予定していた原子炉の解体作業を先送りしました。

このために廃炉が遅れることになりそうです。

原因は何か調べたところ、解体後に出る廃棄物を埋める
処分場がいまだに決まっていないから、だそうです。

東海原発は1966年から運転を始め、98年に運転停止になりました。
この廃炉のために、政府としては、原子炉内の部品などを、
「低レベル放射性廃棄物」として、50~100メートルの地下に
埋める「余裕深度処分」にする予定でいます。

しかしながら、その処分場をどこにするのかが
まだ決まらず、壊したくても壊せない状況だそうです。

ちなみに東海原発を壊すと
これくらいの廃棄物が出ます。


放射能レベルが比較的高いもの
原子炉内の部品や制御棒など
1600トン

放射能レベルが比較的低いもの
原子炉の冷却水のフィルターなど
13100トン

放射能レベルが極めて低いもの
炉心近くのコンクリートなど
13100トン

一般廃棄物として処理できるもの
建物のコンクリートなど
16万8900トン

これはなかなか処分場が決まらないのも
仕方ないのかもしれませんが、98年に
運転停止してから15年ほどになるのに、
その間、一体何をしていたのでしょうかね。

東海原発だけでなく、中部電力浜岡原発(静岡県)の1、2号機、
東京電力福島第一原発(福島県)の1~4号機の廃炉が決まり、
5、6号機も廃炉が検討されています。

さらに、運転から30年以上たつ原子炉が15基ほどあるのですが、
これらの処分場も決まっておらず、困っているようです。

原子力発電というと、「低コストで大出力」というのが
売りだったはずですが、処分にお金がかかってしまっては
低コストではないですよね。

難しい問題ですが、何とか解決してほしいと思います。

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